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再就職手当

再就職手当は知っていますか?

失業状態で失業給付を貰っている期間、早期に再就職が決まった際に、再就職手当というものを貰うことができます。さながら再就職祝いのようなものですが、この手当を受け取るには一定の条件と、申請手続きが必要となります。

再就職手当とは?

再就職手当

再就職手当とは、失業保険の受給中で所定給付日数が一定以上まだ残っている段階で、規定の条件を満たした再就職が決定した際にもらえる雇用保険の制度のことです。就業促進手当というもののひとつで、この他に短期労働に給付される就業手当、条件を満たす一部の受給資格者が再就職した際に給付される常用就業支度手当というものがあります。就業手当は、受給期間内に週20時間、一日4時間以上の短期間の労働をした際、所定給付日数を消費してその3割をもらえる手当です。

再就職手当の条件

再就職手当の給付が受けられる条件は、まず所定給付日数が3分の1以上、かつ45日以上残っている場合に限られます。つまり所定給付日数が135日以上であれば3分の2を経過する前、135日未満であれば残り45日を経過する前である必要があります。

また、待機期間中に就職したものや求職の申し込み以前に決定した就職については条件外です。加えて以前の会社に再雇用された場合も対象外です。自己都合退職であった場合の給付制限から1ヶ月の間であれば、ハローワークか民間の職業紹介事業者からの紹介での再就職でなければいけません。また、過去3年間に再就職手当、もしくは常用就業支度手当の給付がある場合にも受けられません。再就職手当の対象になるのは、1年間以上継続して雇用される見込みがある就職に限り、ハローワークにて審査されます。

再就職手当の計算方法

再就職手当で支給される金額は所定給付日数の残日数と基本手当日額を掛けたものに30パーセントを乗算した支給額となります。所定給付日数の残日数は、再就職先への就職日の前日までで計算します。要約すると、その後もらえる予定だった金額の3割が手当ということになります。但し、基本手当日額には失業手当の上限とは別に、再就職手当の計算の為の上限額が設定されています。

再就職手当 = 基本手当日額 × 所定給付日数の残日数 × 30パーセント

再就職手当の申請手続き

手続き

再就職手当をもらうには、再就職日の翌日から1ヶ月以内に申請手続きをしなければいけません。再就職先の会社から採用証明書を発行してもらい、ハローワークへと提出します。そして再就職手当を希望する場合はハローワークで再就職手当支給申請書を記入し、受給資格者証とともに提出します。支給日は審査後となるので、支給まで1ヶ月ほどかかりますが、支給要件に該当すると判断されれば、再就職手当が支給されます。

尚、再就職をした時点で失業手当の支給はとまりますが、再就職手当を受け取った後、会社の倒産などのなんらかの理由によってまた失業してしまった場合、雇用保険被保険者期間が6ヶ月以内で、かつ受給期間内に限って、残日数で基本手当の再受給を受けることもできます。その際、再就職手当を申請したときの残日数から、再就職手当の金額を基本手当日額で割った日数分を差し引いた日数が残日数となります。