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復職の挨拶を口頭でする時の文例~思いを伝えるためのポイント

復職する時には、口頭で挨拶をしなければいけません。では、どのように挨拶をすればいいのでしょうか。復職初日に好印象を与えることができ、かつ、自分の気持ちを上手く伝えることができる挨拶の方法をご紹介していきます。

復職初日の挨拶は口頭できちんとしよう

復職が決まったら、初日に職場でどのような挨拶をするか考えましょう。口頭での挨拶は苦手な人もいるかもしれませんが、復職初日に挨拶をしないとマナーがなっていない人だと思われてしまいます。

せっかく復職することができるのですから、職場の同僚たちに与える印象はできるだけいいものにしておきたいところです。復職の挨拶を口頭でする場合、面と向かって言葉を伝えることになる分、細かいニュアンスや表情、声の大きさなど、ひとつひとつの要素が全て受け取る側にインパクトを与えます。さわやかかつ、心のこもった復職の挨拶のポイントを見ていきましょう。

復職時にする口頭での挨拶は円滑な人間関係を築くために必要

どうしても人前に立つと上がってしまうという人や、スピーチは苦手意識が拭えないという人にとって、復職時の挨拶は避けて通りたいところでしょうが、これから職場で円滑な人間関係を築いていくためにも挨拶はきちんとしておきましょう。

職場復帰した後は、どうしても自分が休職中、知らない間にどのような人間関係が築かれていたのかがわからずに気になってしまうものです。特に見知らぬ顔が見受けられる場合には、自分のことを意識してもらうためにもきちんと挨拶をしておく必要があります。

復職時の口頭での挨拶は、普段話しているように言葉が出てこないといった場合もありますし、緊張のあまりせっかく作っていった台本を忘れてしまったということもあるでしょう。ですが、復職の口頭の挨拶において、あまり考えすぎる必要はないのです。

復職の挨拶を口頭でする時は要点をまとめて簡潔に話すことがポイント

復職の挨拶を口頭でする時のポイントは、長くなりすぎないように要点を簡潔にまとめて話すということです。もちろん、「復職しました」という一言だけを言って終わりにするというのは挨拶として成り立っていません。かといって、言わなくてもいいようなことを加えてだらだらと話すのは望ましいとは言えないのです。

職場の人たちに伝えたいことをはっきりさせる

長くなってしまわないようにするためには、自分が何を伝えるべきかをはっきりとさせておく必要があります。職場の人達にどういった気持ちを伝えるのか、これからどうしていきたいのか、そういったことを中心に据えた上で、どのように話すかを考えていきましょう。

話が伝わりやすいように全体の構成を考える

聞き手に内容が伝わりやすい挨拶にするためには、全体の構成も考えておかなければなりません。口頭での挨拶は話の流れがあちこち飛んでしまうと相手を混乱させてしまいますから、伝わりやすい順序で話せるようにしましょう。

大きな声でゆっくりめに話す

内容も大切ですが、もちろん話し方にも気をつけてください。どれだけいいことを話していても、声が小さかったり、早口だったりして聞き取りづらかったら意味がありません。特にオフィスが少し広い場合には、後ろの人に声が届くことを意識しながら話せるようにしましょう。

復職の挨拶を口頭でする場合の出だしの文例

復職の際の挨拶を口頭でする場合、出だしで聞き手に好印象を与えることを心がけましょう。挨拶の出だしがうまくいけば、その後もスムーズに話すことができます。それでは、実際に復職の挨拶を口頭でする時の文例を見ていきましょう。

復職の挨拶の出だしは、凝ったものである必要はありません。押さえておくべきポイントは、今日から職場復帰することを伝えることと、自分の名前を名乗ることの二点です。

職場復帰をすることを職場の人達に伝えるのは、「自分が会社に戻ってきたのでまた一緒に仕事をしましょう」という意思表示になります。「改めてよろしくお願いします」という意味も兼ねています。

名前を名乗ることについては、自分の休職中に職場の人が入れ替わっている可能性を考慮して、名乗っておくべきだと言えるでしょう。自分のことを知らない人もいるという前提で挨拶を進めていくべきです。

復職の挨拶を口頭でする場合の本文の文例

口頭での復職の挨拶は、基本的な構成ができていれば後は自分でアレンジするだけで問題ありません。言いたいことを付け加えてもいいでしょうし、職場状況によって言っておかなければならないこともあるでしょう。ここで、職場復帰する際の基本的な挨拶の例文を見ていきましょう。

復職の挨拶を口頭でする場合の本文の文例

これまで病気療養のためお休みをいただいておりましたが、本日より職場復帰させていただきます○○と申します。

休暇中は、皆様にご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
また、皆様のおかげで療養に専念することができました。
心よりお礼申し上げます。

これから精一杯仕事に打ち込んでいきたいと思います。
至らない点もあると思いますが、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

最低限の伝えておくべきポイントをおさえている復職の挨拶の文例です。病気療養で休職していたこと、それに対しての謝罪、職場の人達によるフォローに対しての感謝が述べられています。そして最後に仕事に対する前向きな姿勢を述べて、締めの言葉を入れています。

復職の挨拶を口頭でする場合の締めの文例

復職の挨拶を口頭でする時には、締めの言葉にも気を遣いましょう。それまでの流れが完璧でも、最後が締まらないと印象は一気に悪くなってしまいます。ここで、復職の挨拶で締めの部分の文例を紹介します。

締めの言葉で大切なのは、自分はまだ以前のようには働けないことを知ってもらうということです。復職してからすぐに休職前のように働けるようにはなりません。フルタイムで働かないという場合には、その分仕事の量も減っていることになりますし、以前と職場の体制が変わっていたらそれについていくのに時間がかかることもあるでしょう。そういったことを全て含めて、自分はまだ本調子ではないからフォローをしてほしいということを伝えるのが締めの言葉です。

復職の挨拶を口頭でする場合、他に気をつけることは?

ここからは、復職の挨拶を口頭でする時、他に気をつけるべきことを見ていきましょう。ここで挙げるポイントに注意しながら、自分の思いをきちんと伝えられるような心のこもった挨拶を考えてください。

復職の挨拶を口頭でする際に休職の詳細な理由を言う必要はない

口頭で復職の挨拶をする時には、休職の理由について詳しく触れる必要はありません。復職の理由を大勢の前で話すのは気分のいいものではありませんし、その必要もないです。

休職の理由は完全にプライバシーに関するものですから、口頭で挨拶をする時に言うようなことではないでしょう。病気のために休んでいたのなら、「病気療養のため」とだけ言っておけば問題ありません。具体的にどういった病気だったのかなどを口頭での復職の挨拶の中で話すことは求められませんから、そういった心配はしなくてもいいです。

休職の理由は人それぞれで、あまり言いたくないという人も少なくはないでしょう。わざわざそれを挨拶の中で言うと、逆に「どうしてそれをこの場で言うのだろうか」と思われてしまいます。あくまで挨拶は、復職からの職場復帰を伝えるためだけのものだと考えてください。

口頭での復職の挨拶では迷惑をかけたことに対して謝罪しよう

復職の挨拶を口頭でする時に忘れてはならないのが、謝罪の気持ちを伝えることです。休職期間中に、自分がいなかったことで仕事には大きな穴が開いてしまったわけですから、それを埋めてくれた同僚達には次のような謝罪の気持ちを伝えておかなければなりません。

謝罪はワンフレーズで終わらせてしまって構いません。あまりくどくどと続けてしまうと、聞いている側としてはあまり気分のいいものではないからです。さらりと、それでいてきちんと謝罪の気持ちが伝わるような言い方をしましょう。「迷惑をかけてしまって申し訳なかった」ということが伝われば、それで十分です。

復職の挨拶を口頭でする際には感謝の一言を添えよう

職場の人達のおかげで職場復帰することができたということも、復職の挨拶で伝えておきましょう。以下の文例のように職場の人達の心遣いやフォローがなければ、休職できなかったということを伝えると、十分に感謝の気持ちを表すことができます。

「皆様のおかげで」は、外さないでおきたいキーワードです。職場の人達のおかげで自分は休職期間を過ごすことができたということを強調するため、必ず入れるようにしましょう。また、直接的なお礼の言葉も欠かせません。「ありがとうございます」という言葉を丁寧にしたものを述べれば問題ないでしょう。

復職の挨拶を口頭でする際は前向きな言葉を述べよう

口頭での復職の挨拶では、ポジティブな言葉を述べることが求められます。復職したばかりなのに、暗い顔や不安そうな表情をしていたら、あの人は仕事復帰したけれど本当に大丈夫なのだろうかと思われてしまいます。以下のような前向きで、明るい言葉を述べることで、これからの仕事に向けての意欲を示しましょう。

仕事に前向きである姿勢が伝わる言葉を述べるのが理想的です。また、まだ仕事に慣れていないことを知ってもらうためにも、「早く仕事に慣れるように」とか、「皆様の力を借りる」といった表現を入れるのもいいでしょう。

復職明けの感覚は、その人にしかわからないものですから、前のようにすぐに仕事をこなせるわけではないということをわかってもらうのは少し難しいことです。ですが、口頭での挨拶で前向きな姿勢を伝えることは大切です。

復職の挨拶を口頭でする際のタイミングは「出社後すぐ」

口頭での復職の挨拶は、決して後回しにしてはいけません。職場のメンバー全員が揃ってから改めてスピーチをするのだとしても、自分が出社した時点で同僚がデスクにいたら個別に挨拶しましょう。この時、「特に接点がないな」「そこまで親しくなかったな」と判断して素通りしてしまうと、どうして自分には挨拶しないのだろうかと思われてしまいます。

また、直属の上司には必ずいち早く挨拶をしましょう。復職初日は緊張してしまうものですが、だからといって自分のデスクから動かないといったことがないようにしてください。上司が出社してきたら、すぐに復職の挨拶をするべきです。そうしないと、「休職中も何かとお世話になったというのに挨拶にも来ないのか」と思われますし、何より失礼にあたります。

口頭での挨拶は、丁寧であることももちろんですが、素早さも求められます。どうしてすぐに言いに来ないのだろうかと思われてしまっては、挨拶内容がどれだけ素晴らしくても意味がありません。職場の人達に好印象を与えるためには、挨拶の適切なタイミングを逃さないようにしましょう。

復職の挨拶メールを送る時のポイント・マナーある好印象な書き方

復職の挨拶を口頭でする時は前向きな気持ちを言葉にしよう

気持ちが伴っていなければ、どんな挨拶も成り立ちません。復職の挨拶を口頭でする場合も、せっかく聞き手の表情を見ながら挨拶ができるのですから、自分の気持ちを言葉に乗せることも意識してみましょう。そうすれば、文面では伝えることができない口頭での挨拶ならではの温かいメッセージを伝えることができます。

ここで紹介した口頭での挨拶のポイントや文例を参考にしながら、働くことに対しての前向きな気持ちを職場の人達に伝えられるようにしてください。