上司が仕事を評価してくれない!信頼されるためにできることは

上司が評価してくれないと感じる時はありませんか?そんな時は自分に何ができるかを考えてみましょう。仕事を評価してくれない理由や、上司が部下に求めているものが何なのかを考えることができれば、必ず改善することができます。

上司が仕事を評価してくれない!信頼されるためにできることは

自分を正当に評価してくれない上司には対処法を考えよう

上司が自分のことを正当に評価してくれていないのではないか、と疑問に感じたことはありませんか。本当に自分の実力を見てくれているのだろうか、仕事ぶりを知ってくれているのだろうか、など、仕事において上司が自分をどのように評価しているのかを知りたいと思ったことがある人は多いでしょう。

机に肘をついて考えるスーツ姿の男性

実際のところ、上司が評価してくれないという悩みを抱えている人は多いのです。それは年代問わず、どの職場でもあり得ることです。上司が評価してくれないということは、出世にも関わる深刻な問題にも発展しかねません。何とかして改善策を見つけたいところです。

どのようにすれば上司が評価してくれるようになるのかということを考える上で大切なのは、決して焦らないことです。落ち着いて、問題がどこにあるのかをじっくりと見極めていきましょう。

上司が自分を評価してくれない時にはどうしたらいい?

実際に上司が自分を評価してくれないと感じている時に、どのような対策がとれるのかを考えてみましょう。解決に繋がる行動を探していくことはとても大切です。

自分が普段どのような態度をとっているかを考え直す

職場において、自分がどのような態度をとっているかを考えてみてください。いつも押し黙って書類やパソコンと睨み合い、上司と会話らしきことは全くしていない、などといったことはないでしょうか。

上司はそういった人を評価してくれないことが多くあります。態度が好ましくないと感じていたり、存在感が希薄で評価がしにくいと感じていたりする可能性があるからです。

ですから、もっと明るく振る舞ったり、周囲にとけこむように努力する必要があります。できれば上司との会話も増やすべきでしょう。そうして自分の態度を変えることによって、上司からの評価も変えていくことができます。

上司が何を求めているのかを考えて動く

上司の後ろ姿を眺めながら頭をかく後ろ姿の男性

黙っていても、仕事をしてきちんと成果をあげていれば上司は必ず評価をしてくれるかと言えば、そうとは限りません。もちろんそういった上司もいるでしょうが、評価してくれない上司は成果物だけを求めているのではないのです。

評価してくれない上司は、従来のやり方では満足していないということですから、プラスアルファの何かを付け加える必要があるのです。それは上司の普段の仕事ぶりや、職場での振る舞いから察するほかにありません。

ここだ、と思った時には、もっと必要なものがないかどうか聞いてみるのもひとつの手です。タイミングさえ間違わなければ、気の利く部下として評価されることは間違いなしです。

評価してくれない上司に自分には何が足りないのか聞いてみる

上司が自分を評価してくれない理由は何なのか、思い切って直接聞いてしまうのも良いでしょう。もちろんその時は言葉を選ぶ必要がありますが、悶々とああでもないこうでもないと悩んでいるよりも、ずっと良い結果を導くことができます。

その中に、自分の努力次第で改善できることがあれば、どんどん変えていきましょう。そういった質問をしてきたというだけで、上司は既に見る目を変えているでしょうから、そこで仕事ぶりを変えれば、評価してくれないなどといった事態からは逃れることができるでしょう。

上司のために部下としてできることは何かを考える

評価してくれないとはいえ、上司と部下の関係である以上、ビジネスでは協力をする必要があります。では、自分は部下として上司のために何ができるのでしょうか。上司が自分を正当に評価してくれないのは、自分にとって有益なことをしてくれていないからである可能性が高いのです。

部下は上司をサポートするという関係性を強く意識している上司ほど、それができていないと評価してくれないという結果に終わってしまいます。ですから、自分は部下であるという意識を強く持ち、上司の仕事の支えにならなければなりません。

上司と正しいコミュニケーションをとるように心がける

向かい合って打ち合わせをする2人の男性

上司とのコミュニケーション不足は、評価してくれないという結果に繋がりやすくなってしまいます。ですから、できれば上司とは最大限にコミュニケーションをとるべきです。

ですが、ここで注意しておきたいのが、「正しい」コミュニケーションをとるべきであるということです。コミュニケーションをとると言っても、いちいちどうでもいいことを話しかけに行ったり、どこへ行くにもついて回ったりと、そういった間違ったコミュニケーションをとるべきではありません。

正しいコミュニケーションとは、丁度良いタイミングで仕事の進捗を報告したり、連絡事項をいち早く伝えたり、些細なことでもすぐに相談を欠かさなかったり、そういった仕事に関してプラスになるやり取りのことを指しています。

そういったコミュニケーションの積み重ねは、必ず評価してくれない上司の意識を動かすことに繋がります。この部下はきちんと自分と向き合う意識があるな、と感じてもらえれば、正当な評価を得ることができるからです。

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仕事に使える多方面に向けての知識を蓄えておく

仕事にはもちろん様々な知識が必要とされます。その知識を誰よりも多く蓄えておくことで、職場で一目置かれる存在になりましょう。そうすれば、上司からも評価してもらえることは間違いありません。

評価してくれない上司は、時に相手を過小評価していることがあります。ですから、自分はきちんと仕事に使える知識を持ち合わせていて、それを実際に使いこなすことができるのだということをアピールしましょう。

知識はできれば多方面にわたるものが良く、自分の得意とするジャンル、業務に関わるものはもちろんのこと、雑学的なものでも思いがけないところで役立ってくれることが期待できます。

逆に自分が上司の評価をしてみることで問題点を考える

上司をチェックするスーツ姿の若い男性

上司が評価してくれない理由がわからないという時には、逆に自分が上司を評価してみましょう。自分が上司を評価するとしたら、まずどういった点を見るでしょうか。自分なら今の上司を評価したいと思うかどうか、それはなぜか、といったことを論理的に考えていきましょう。

評価したくないと感じるなら、それは自分と重なる部分があると捉えましょう。理由をできるだけ多く挙げて、自分の問題として考えていくとわかりやすいと言えます。仕事に対する態度が悪い、周囲への対応が雑、相手に説明をする時に要領を得ていないなど、離れたところから見ていると気づく点が多々あるでしょう。

逆に、この上司は評価できると感じるのであれば、それはなぜかということを考える必要があります。常に周囲に気を配っている、部下との連携がとれている、コミュニケーション力が高いなど、自分が見習うべき点をどんどん吸収していきましょう。

評価してくれない上司の人物像を研究する

評価してくれない上司がどのような人物像であるかを再確認することは非常に重要なことなのです。自分が正当に評価される部下になるためにも、上司がどういった人間であるかを研究し尽くしておくことは大事であると言えるでしょう。

上司の好む部下になる、という具合に、その上司がどういった部下を求めているかを知り、それに沿った人物に近づけば評価を得られるという考え方ができるのです。

上司をルーペで拡大している様子

上に立つ人間には様々なタイプがいます。キャリアを積んできたことに誇りを持っている人も多くいますし、企業に貢献し、社員として働くことにやりがいを持っている人もたくさんいます。そういった人たちがどのような部下を持ちたいと考えているのかを探ることは、なかなか簡単なことではありません。

ですが、仕事をないがしろにする人だけは嫌われるということだけはどうであれ確実です。上司がどういった人物像であるのかを知ると同時に、どのような部下が求められるのかも考えるようにしましょう。

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どうしても上司とコミュニケーションをとるのに勇気がいる人は

正しいコミュニケーションをとる、とは前述の通りですが、何も全く楽しい話をしてはいけないというわけではありません。楽しい話をして親睦を深めることも、時と場合によってはもちろんとても大切なことです。

ですが、そういった歓談の場に入ることが苦手だという人もいるでしょう。大人数で話すと口を挟むことができなくなってしまう、というタイプの人は、とにかくその場にいることを心がけてください。どうせ自分はここにいても話に入っていけないな、と、その場を離れないようにしてください。

ふと上司が気づいた時に、そういえばあの人はいないんだな、と思われてしまってはコミュニケーションが全くとれなくなってしまいます。もしかしたら上司が話しかけてくれるチャンスがあるかもしれないので、その場にいるだけでも構わないので、会話を聞いて楽しんでおきましょう。

上司が評価してくれない時は自分から行動しよう

スタートダッシュするスーツ姿の若い男性

上司が評価してくれないことに関して、理由は必ずしも自分だけにあるわけではありません。もしかすると上司の側に落ち度がある可能性もあります。

ですが、それはどこで議論しても意味のないことです。それよりも、まずは自分がこれから評価されるために何ができるかを考えていく必要がある、と頭を切り替えましょう。評価されるためにできることをひとつひとつ試していって、最善の結果に繋げてください。