福利厚生で面白いのは?働きやすさがわかる企業の取り組み

福利厚生で面白いものや助かるものは色々あります。思わず教えたくなる会社の福利厚生をテーマにした体験談を含めて面白い取り組みや制度を紹介しているので、就活生の皆さんは企業選びの際の参考にしてみてください。社員のモチベーションアップのため、福利厚生に力を入れる企業も増えています。

福利厚生で面白いのは?働きやすさがわかる企業の取り組み

福利厚生を働きやすい会社選びの判断材料の1つにしよう

福利厚生とは、社員とその家族が健康的により良い生活ができるようにするために企業が行う様々な取り組みの総称です。福利厚生は、就活生が働きやすい会社を選ぶ時の判断材料の1つになります。実際、就職・転職支援を行う企業による大学生の就職感調査では、企業選択時に「福利厚生の良い会社」「休暇の多い会社」という点を重要視し、働きやすさを考える学生が増加傾向にあるという結果が出ています。

企業側もそんな就活生たちの動向を受け、優秀な人材が職場に定着してくれるような対策の1つとして福利厚生に注目しています。政府が進めている『働き方改革』実現に向けてのキーワードになっているワークライフバランスを考えた働きやすさをアピールするために、福利厚生の導入に力を注ぐ企業が増えているのです。

ワークライフバランスとは仕事と生活の調和を維持する術のこと

これは面白い!助かる!そんな福利厚生が色々ある

社員のモチベーションアップや離職防止など色んな理由から、福利厚生を充実させる会社が増えています。「これは面白い」「すごく助かる」というような福利厚生を導入しているところも少なくありません。

今回「あなたが勤めている会社の福利厚生」をテーマに体験談を集めたところ、有給休暇や住宅手当、交通費補助など一般的な福利厚生のほか、取り入れている会社が少ない面白い取り組みや社員にとってありがたい福利厚生がありました。体験談で寄せられた取り組みを含め、様々な会社で行われている面白い福利厚生を紹介しますので、就活生の皆さんはぜひチェックしてください。

家族写真を無料で撮影してもらえる

野菜の家族写真

子供写真館に勤めている人の体験談で、家族での写真撮影を無料でしてもらえる福利厚生がありました。写真撮影用の衣装の着付けやヘアセットなども無料とのことで、写真館ならではの面白い福利厚生ではないでしょうか。

普段は写真を撮る側のスタッフは、自分自身が写真館で撮ってもらう機会はあまりないので、嬉しく思う人も多いようです。家族撮影ということで、誕生日や結婚記念日などに無料で記念撮影をしてもらえばお得ですし、何より家族の良い記念になるでしょう。

ディズニーランドを無料で楽しめる

ディズニーおひとり様の男性

年に1回ディズニーランドを無料で楽しめるという、ディズニー好きには夢のような福利厚生もあります。メインエントランスで社員証を提示するだけで自分だけでなく、家族も無料で入園できる面白い福利厚生です。

この体験談を寄せてくれた人は、仲良しの同僚とウキウキしながら出かけたものの、園内には先輩社員や上司もいたため、あまり思い切り楽しめなかったといいます。ですが、子供がいる社員にとっては良い家族サービスができるのではないでしょうか。

会社所有の別荘でバーベキューができる

バーベキューパーティのイメージ

今回の面白い福利厚生体験談の中で、会社所有の別荘に泊まってバーベキューができるというものも見られました。社員用の保養所として別荘を保有している会社では、社員の家族旅行などにその別荘を利用できます。

体験談を寄せてくれた人が勤める会社が持つ別荘には、布団や冷蔵庫、食器など必要最低限の物は別荘に完備されているので少ない荷物で泊まれて、なおかつ室内・屋外の両方でバーベキュー可能なのが嬉しいとのことでした。

子供の体調不良時に看護休暇を取得できる

赤ちゃんの世話をする男性

福利厚生の1つとして、未就学児の看護休暇を挙げてくれた人もいます。これは子供、特に未就学児を持つ人にとっては、ありがたい福利厚生です。風邪などで子供が体調不良になった時、有給休暇とは別に休暇を取れる制度で、子供1人につき10日付与されます。

体験談には有給なのか無給なのかは書かれていませんが、どちらにしても子供が体調不良時に看病してくれる人がいない場合もありますから、そんな時に看護休暇制度を利用できればとても助かります。

生命保険料の支払いを会社が負担してくれる

今回の体験談で、生命保険料の支払いを会社が負担してくれるという面白い福利厚生もありました。社員が病気やけがで入院した場合などの保障もしっかりされるので安心です。

生命保険の内容によっては仕事中や通勤中の事故に限らず、仕事が終わった後のサークル活動時にけがなどをしてしまった場合も保障の対象になります。

推しメンの誕生日などに休暇を取得できる

今どきは『推しメン休暇』なる面白い福利厚生を実施している会社もあり、注目を集めています。推しメン休暇は、女性向けのスマホゲームを中心に開発しているゲーム会社で2017年から導入された福利厚生です。

好きなアニメ・漫画、ゲームのキャラクターやお気に入り俳優の誕生日などに休暇を取ることができます。これは社員が個人的に推しメンの記念日をお祝いできるだけでなく、新たなコンテンツ制作のアイディア収集にも役立ちます。

社内で無料ビュッフェが提供される

食べまくる若い女性

社内で週3回無料ビュッフェが提供される面白い福利厚生があるのは、スマホゲームを開発・運営をしている会社です。150人以上入れるラウンジを完備し、週に3回無料でビュッフェが提供されているほか、バリスタが常駐してコーヒーやスムージーなどを販売しています。

食事が無料提供されるのは、給料日前でお金がないけれど、自炊でお弁当を作るのは面倒などと言う人に大助かりです。また、1杯ずつドリップしたコーヒーも、仕事の合間の気分転換に最適です。

パラグライダーやバンジージャンプの無料体験ができる

孤独のバンジージャンプ

マーケティング事業などをやっている会社では、年に1回福利厚生でパラグライダーやバンジージャンプを楽しめるといいます。無料でこういうアクティビティを楽しめるのは、社員の皆さんも嬉しいはずですし、面白い制度なのではないでしょうか。

複数部署の社員が一緒に仕事することが多いため、社会での楽しい体験を共にすることで、チームワークがより良くなります。このような面白い福利厚生の導入は、離職率を下げることにも一役買っているとのことです。

会社内でプロにネイルを施してもらえる

広告代理業などを行うある会社では女性スタッフが多めなことに着目し、社内ネイル制度という面白い福利厚生を導入しました。週に3回プロのネイリストを会社に呼び、施術を無料で受けられます。

可愛いネイルデザインは、女性のテンションを上げてくれるものの1つですし、勤務中の良い気分転換になり、仕事にも好影響を与えるでしょう。

オフィスネイルはやっぱりシンプルが一番体験談15

失恋したら有給休暇を取れる

ハートブレイクな男性

「プライベートを仕事に持ち込むな」とはよく言いますが、プライベートでの出来事に左右されずに仕事に励むことができるよう、失恋休暇制度という面白い福利厚生が存在します。

失恋休暇は、失恋してしまったら年代や精神的ダメージ度に応じた日数の有給休暇を取れる制度で、美容室を展開する会社が導入しています。美容師が失恋してテンションが下がった状態で接客しているのは良くないとの考えから、20代前半は1日、20代後半は2日、30代以降は3日の有休を取ることができます。さらに、精神的ダメージ度に応じて、休める日数がプラスされます。

毎日席替えをする

某有名菓子・食品製造販売会社では、変わった面白い福利厚生として毎日席替え制度を取り入れてします。これはその名の通り、職場での社員の席が毎日変わるというものです。

自分の席が毎日変わると少し落ち着かない気もしますが、周りの景色が変わり気分転換になるうえ、次の日にはすぐ別の席に移動しなければいけないため、机の上を散らかさないよう、綺麗に使う習慣が身につきます。

業務改善アイディアなどを1つ提案するごとに500円が支給される

電気設備資材などの製造販売をする、ある会社では業務改善アイディアなどを1つ提案するごとに500円が支給される福利厚生が取り入れられています。これも、ありそうであまり見られない面白い福利厚生ではないでしょうか。

筆者が働いている会社にも、以前は同じような制度がありました。小さなことでもいいので自分の意見やアイディアなどが取り入れられれば、社員のモチベーションアップにもつながります。

女子マネとラジオ体操をして、お弁当をもらえる

ラジオ体操女子

動画配信サービスなどで有名なある会社には、女子マネ弁当制度があります。こういう面白い福利厚生が導入された背景には、出社時刻が決められていないという勤務形態が挙げられます。

いつもはお昼近くや午後出社するスタッフが午前出社した時のご褒美的なものとして、女子マネの制度ができました。朝、女子マネ(女性スタッフ)と一緒にラジオ体操をし、その参加スタンプと引き換えに無料でお弁当がもらえます。残念ながらお弁当は既製品ですが、それでもラジオ体操を頑張ったら、女子マネからお弁当が手渡しされるとのことで、男性スタッフの朝の出勤率が上がりました。

勤続年数と同じ枚数分の宝くじが支給される

調味料の製造販売をしている某有名企業では、社員の勤続年数と同じ枚数分の社内宝くじが年末に支給される面白い福利厚生が実施されています。1等の賞金は100万となっています。

長く勤めれば勤めるほど、当選確率がアップするので、社員の離職防止にも役立っています。何かとお金がかかる年末に会社の福利厚生で一獲千金を狙えるのも、社員にとっては嬉しいことです。

思わず教えたくなるあなたの会社の福利厚生は?

ハッピー職場のハッピーな人たち

今回寄せられた体験談の中には、どんな福利厚生があるのかを見てみしましょう。どれも羨ましくなってしまう福利厚生ばかりです。

  • 無料で家族写真が撮れる
  • 社員証を見せるだけでディズニーランドに入園できる
  • 別荘でバーベキューを楽しめる
  • スポーツクラブを安く利用できる
  • 全国の温泉施設や水族館などを安く利用できる
  • 休憩時のお茶代が給料から引かれる
  • レジャー施設の利用割引や家事代行サービスの利用割引がある
  • 有名ホテル宿泊費割引やテーマパーク利用割引がある
  • 未就学児の看護休暇がある
  • 会社指定の資格取得で報奨金がもらえる
  • 生命保険料を会社が負担してくれる
  • 有給休暇の取得率が100%

会社によって色んな福利厚生がありますが、多くの会社勤めをしている人にとってお馴染みのものと言えば有給休暇ではないでしょうか。有給休暇がどれくらい取れるのかを気にする就活生も多いと思いますが、これも福利厚生の1つで、労働基準法で定められている法定休暇です。

仕事が忙しくてなかなか有給休暇が取れなかったり、職場の雰囲気で取りにくかったりするケースも多い中、「我が社では有給休暇の取得率100%」という体験談を寄せてくれた人がいますが、有給休暇を取りやすい環境で働くことができるのは、とても幸せなことです。2019年から有給休暇の取得が義務化されますから、労働環境を見直す企業が増えてくることが考えられます。

こんなものがあると嬉しい!という福利厚生は?

今回の体験談では、今働いている会社にある福利厚生に皆さん満足していましたが、やはり「できることなら、こういう福利厚生もあると嬉しい!」という希望があるものです。そこで、あると嬉しい福利厚生を聞いてみました。

  • チケット割引等のディズニー関連の福利厚生実施
  • スポーツクラブ・商業施設利用時の割引
  • ノルマ達成度に応じた旅行券発行
  • 健康診断を受ける病院の自由選択
  • 出張時の交通費割引
  • カプセルタイプのコーヒーマシーン導入
  • 幼稚園費用の補助
  • 予防接種や健康診断費用の補助
  • 親の介護休暇導入
  • 英会話の社内勉強会実施
  • がん保険料の支払い負担

スポーツ・商業施設利用時の割引や介護休暇の導入、社内勉強会の実施など、あると嬉しいと思う福利厚生は人それぞれ異なります。しかし調査の結果を見ると、様々な費用補助を望んでいる人が比較的多いことが分かります。

我が社の福利厚生体験談

会社の福利厚生についての体験談を紹介します。就活生も企業側もワークライフバランスを重視している今、福利厚生は就活生にとって企業選択の大切なポイントの1つになり得ます。先輩たちの体験談から、働きやすい環境を作るために、企業がどんな福利厚生を導入しているのかを知ることができるので、会社選びの際に役立てましょう。

家族写真を撮ってもらえる

うまこ(33歳)


子供写真館で10年勤めています。

弊社では3年くらい前に、勤務スタッフとその家族が無料で写真を撮ってもらえる面白い福利厚生が追加されました。もちろん子供がいれば衣装や着付けヘアセットも無料でやってもらえるので、普段自分達が提供しているサービスを無料で受けることが出来ます。

普段はお客様のために写真を提供していますが、自分の事となるとあまり撮影したことがないスタッフも多く、私もこの福利厚生が出来てから撮影をしてもらうようになりました。毎年両親と兄弟と一緒に撮影することが恒例行事になって、家族も毎年楽しみにしてくれています。お客様の気持ちも体験できるし、客観的にお店を見ることもできるのでとてもよい機会です。

あったらいいなと思う福利厚生については、ディズニーと提携していてディズニー好きも多いので、それに付随した福利厚生もあると利用者が増えて良いのではないかと思います。

指の家族

ディズニーランド無料の日

ゆうり(27歳)


勤続5年の金融機関の事務職員です。

私の会社では、年に1回福利厚生の一環としてディズニーランドに無料で行ける日があります。ディズニーランド側とどういう契約になっているのか分かりませんが、その日は社員証を見せるだけで自分と家族が無料で入場できるというものです。

初めてその面白い福利厚生のことを聞いた時は、「すごい!」と思って同期と一緒に行ってみたのですが、あちこちに会社の先輩や上司がウロウロしていて、あまり楽しめませんでした。でも、結婚して子供がいる人にとっては、いい家族サービスになるようです。

友人が働く会社ではスポーツクラブ利用に補助が出ると聞いたので、私の会社にもそういう福利厚生があればいいなと思います。社員が運動して健康維持できれば、会社にとってもいいことではないでしょうか。

別荘でバーベキュー

tom(31歳)


私は銀行に10年勤めています。

私の会社にある面白い福利厚生として、会社が保有している別荘での宿泊が挙げられます。近隣はキャンプができるコテージや別荘が多くあり、泊まりでレジャーを楽しむことができます。

特に、室内でも室外でもバーベキューができるところが素敵です。炭やお皿など、ある程度必要なものは完備されているので、食料品だけ持参すれば手軽にバーベキューをすることができます。布団や冷蔵庫なども揃っているので、荷物は最低限でも大丈夫です。

他には目立った福利厚生はないので、レジャーに関する福利厚生があれば楽しめそうだなと思います。例えば、ノルマの達成具合によって旅行券が出たりすると、普段の仕事も頑張ることができて良いです。

健康に関する福利厚生は良い試み

みな(35歳)


事務職に就き、7年になります。

最近、スポーツクラブの割引が会社の福利厚生に追加されました。運動で健康的になることが目的のようですが、スポーツクラブ関連の仕事ではないので面白いというか、珍しいのではないかと思っています。普段はあまり積極的にお金を払ってスポーツしようと思わないですが、割引が大きいので気になります。

個人的には、福利厚生で健康診断の病院を自由に選ばせてくれるシステムがあれば良いと思っています。現状健康診断は指定の病院になるのですが、血液検査の失敗などが多く胃カメラなども挿入法を選べないので身体的に負担が大きいからです。または、格安で利用できる宿泊施設があると福利厚生として役立つのではないかと感じます。

アスレチッククラブで身体を鍛える男性

温泉や水族館などの施設利用が割引に!

ほそ(34歳)


医療系の職場に勤めて12年です。

私たち職員は私学共済に加入しているため、福利厚生として全国の温泉施設や水族館など、半額以下の割引料金で利用することができます。面白いとか変わった福利厚生ではありませんが、海遊館など有名な水族館を半額以下で利用できた時は「ラッキー」と思いました。

他にも、遊園地や映画館なども格安料金で利用できます。私学共済に加入している施設は全国にあるので、自分の働いている県だけでなく、全国の施設で利用できる点は素敵だと思います。

あったらいいなと思うのは、学会や研修会など出張に当てはまらないけれど新幹線や飛行機に乗る必要があるとき、証明書を提示すれば格安料金で利用できる福利厚生です。学会に参加するだけでも年間結構な額になるので、そのような福利厚生があればお金のない若者でも積極的に参加できると思います。

休憩が充実する飲み物提供

やまだ(41歳)


事務職に就き、10年になります。

職場には給料から月500円引かれて、それが休憩用のお茶代になるというちょっと面白い福利厚生があります。緑茶、ほうじ茶、ドリップコーヒー、インスタントコーヒー、紅茶、カフェオレなどバリエーションが豊富です。夏には冷たい麦茶も準備されます。私はほとんど毎日1杯から3杯程度飲んでいますから、500円でも十分元がとれています。

しかし、中にはほとんど飲み物を飲まない人もいるので、その分の予算でうまく回っているようです。ほとんど飲まない人がいても文句を言わないおおらかな職場だからこそ成り立っているのでしょうが、特にコーヒー好きにはたまらない制度だと思います。最近は、カプセルタイプの機械で入れる製品もありますからそうしたものが導入されたらうれしいです。

充実した福利厚生

かなえ(30歳)


勤続年数6年の卸売業会社員です。

私の会社の福利厚生は、かなり充実していると思います。福利厚生サイトへの企業会員登録で、生活やライフイベントでかかるサービスを会員価格で利用できるようになっています。各地のレジャー施設の割引や家事代行サービスの割引は、子供がいる私にとってありがたい内容です。

この他にも国内に2ヶ所厚生寮があり、社員は割引価格で宿泊できるようになっていたり、社員向けの生命保険で毎月の掛け金を安くできたりするので、社員の生活をまるごと面倒見てくれている会社だと思います。

今は子供の保育園費用が生活を圧迫しているので、育休から復帰する社員には保育園費用補助の福利厚生があると尚良いと思います。

私の職場の面白い福利厚生

adme27(27歳)


私は医療事務として働いています。今の職場に就職して4年目になります。

私の会社では交通費、住宅手当、扶養手当などの一般的な福利厚生は備わっていると思います。少し変わった面白い福利厚生の内容として、有名ホテルの宿泊費の半額を負担、テーマパーク利用料の半額負担、ゴルフ場利用料半額負担などがあります。私自身、福利厚生制度の内容を全部把握していないのですが、この他にもさまざまな施設の優待を受けらます。

私も家族がいて年に何回かは福利厚生制度を利用して、ホテル宿泊やテーマパークの利用をしています。ちょっとした贅沢を半額の価格で味わえるのでとても得した気分です。

今のところは現在の福利厚生のみで特に不満はないですが、医療現場で働いているため、予防接種費用や健康診断料の負担もしてくれたらなと感じています。

アミューズメントパークの少女

子育て中のお母さんが助かる福利厚生

あやるん(25歳)


介護事務に従事しており、勤続3年です。

私の職場には、福利厚生として未就学児の看護休暇があります。これは未就学のお子さんが風邪を引くなど体調不良の際、通常の有給とは別に休暇が取れる制度です。お子さん1人につき、10日間付与されています。

この制度の素敵なところは、子育て中のお母さんが働きやすいという点です。近くに子供を見てくれる身寄りがない人にとっては助かる福利厚生だと思います。面白い福利厚生というわけではないですが、有休を取らなくて済むので職員のモチベーション維持にも繋がっています。

あったらよいと思う福利厚生制度は、親の介護休暇です。高齢の親を持つ職員もたくさんいるので、そのような制度があれば助かると思います。

有給休暇取得率100%

まいほ(30歳)


大手通信業界の事務職として、丸8年働いています。

大手というだけあって、福利厚生はとてもしっかりとしており、特にありがたいのは有給休暇取得率が100%であるということです。上半期と下半期に分けて、消化しなければならない日数が決まっており、消化していないと上司に何故休まないのだと注意を受け、休みを取らされます。

その有給休暇も『1日休』で取らないといけないわけではなく、『半日休』または『時間休』で取ることができます。そのため、例えば午前中は病院に行きたいから休みたい、午後は銀行に行きたいから2時間仕事を抜けたい、など自分の予定に合わせて有給休暇を取得することも可能です。面白いわけではないけれど、とてもありがたい制度だと思います。

職場の福利厚生にはとても満足していますが、商業施設を利用する際の割引制度があればもっと嬉しいです。

資格取得で報奨金がもらえます

くみこ(27歳)


建築系の事務職に就いて、約5年です。

私の会社では指定された資格や検定を取ると、報奨金がもらえるちょっと面白い内容の福利厚生制度があります。事務職でしたら、秘書検定やエクセル、ワード、パワーポイントなどの検定、営業職や技術職でしたら建築系の会社なので建築施工管理技士の資格などを取得することにより、2万円から難易度の高い資格では10万円以上もらえるものもあります。また、受験費用も会社が負担をしてくれます。

この制度の特に良いところは、頑張った分だけお金がもらえること、そして何より今後の自分のスキルアップにつながることだと思います。

あったらいいなと思う福利厚生は、英会話の勉強を社内でやってくれるとよいと思いました。やはり学校に行かないと学べないことは金銭面でも時間的にも難しいので、社内で学べるようにしてほしいです。

生命保険料を会社が負担してくれる

ち(27歳)


私は、一般社団法人で窓口業務を行っています。転職をして入社したので、27歳ですが勤続年数はまだ2年です。

今の会社で面白いと感じる福利厚生は、生命保険料を会社が負担してくれるところです。保険の保障内容は就業期間中のため、いわゆる掛け捨ての保険にはなりますが、事故等により死亡した場合は百万円が保険の方から支払われます。それだけではなく、事故等により病院へ五日以上通院すれば日額で1500円、入院すれば2日目以降は日額で2万円から、1ヶ月以上であれば日額で10万円出ます。

ポイントは、業務中や通勤中の事故に限らない点です。仕事の後のサークル活動で怪我をした場合でも保険の対象になります。もっと希望を出すとしたら、がん保険なども盛り込まれるとさらにありがたいですが、今の福利厚生だけでも十二分な内容だと思っています。

福利厚生で面白いものは色々ある

ディズニーランドを無料で楽しめたり、会社所有の別荘でバーベキューをしたり、温泉や水族館などの施設を無料利用できたり…これは、今回募集した会社にある面白い福利厚生の体験談の中にあったものの一例です。

また、無料ビュッフェの提供やプロのネイリストによる無料施術など、ちょっと珍しい福利厚生を挿入している企業もあります。ここで紹介した面白い福利厚生の体験談を就職先選びの参考のひとつにしてください。