仕事に疲れた時のストレス解消法を紹介
毎日、家と仕事場の往復、同じことの繰り返しで、仕事に疲れたと思うことはありませんか？日本人は元来、無理をするのが好きな人種です。無理をしてしゃかりきに働くのが美徳と思っている人も少なくありません。
ですが、そのような毎日を送っていると精神的に息切れしてしまい、最悪の場合、メンタルに問題を引き起こしてしまうことがあります。そうなる前に対処しましょう。ここでは仕事に疲れた時の効果的なストレス解消法を7つ紹介します。
１．話を聞いてもらう
嫌なことがあった時やストレスが溜まっていると感じた時はモヤモヤを吐き出すことが大切です。家族や親しい友人など気を許せる相手に話をしましょう。ポイントはあまり重くなりすぎないことです。
結論のない愚痴ばかり延々と聞くのは相手も辛くなります。ですから、なるべく軽い調子で「仕事大変なんだ～ちょっと聞いてくれる？」という具合に言ってみましょう。楽しい話も織り交ぜつつ、小出しにして話すのが重くなりすぎないコツです。
２．美味しいものや好きな食べ物を食べる
食は健康の基本です。疲れた時は美味しいものや自分の好物をたくさん食べて心と体を満たしましょう。疲れている時というのは肉体的にも精神的にも電池切れの状態になります。エネルギーを充電するためには、美味しいものをたくさん食べて心身を潤す必要があります。
「おいしい」という感情はストレス解消に多大な効果があり、思うだけで気持ちが明るくなります。気持ちが明るくなると自然と笑顔になることができ、笑うことでまたストレス発散になります。
食べるものは高価なものである必要はありません。自分の食べたいものを好きなだけ食べれば良いのです。ただし、食べすぎてお腹を壊さないよう、注意しましょうね。
３．たっぷりめに睡眠をとる
睡眠もまた健康の基本のうちのひとつです。睡眠不足が続いていると、脳の働きが遅くなり、仕事の作業スピードは落ちます。それだけでなく、判断力の鈍った頭のまま無理をして仕事を続けるとミスも増え、上司から指摘を受けたり、周囲に迷惑を掛けてしまいます。
ミスが重なり、叱責されることが増えると仕事が嫌になり、ストレスも溜まります。この悪循環を避けるためにも十分な睡眠は必要なのです。疲れたなと感じるとき、睡眠が足りていないと思ったときは有給を取って仕事という環境から思い切って離れてみてください。そして家でしっかりと睡眠を摂りましょう。
４．オンオフの切り替えをしっかりして休日をエンジョイする
仕事に疲れている人ほど仕事とプライベートの切り替えが下手です。休みの日まで仕事のことでアレコレと悩んでいてはしっかり休息を摂ることもできません。仕事ができる賢い人ほどオンオフの切り替えをしっかりしています。
仕事が休みの日は趣味に没頭するも良し、彼氏や彼女と外で遊ぶのも良し、自分のやりたいことを存分にやりましょう。休日を思いっきり楽しんでストレス発散出来たら、また前向きに仕事に取り組むことが出来るようになります。
５．感動する本や映画を見る
感情が刺激されて流れる涙にはストレスによって生まれる苦痛を和らげてくれる脳内モルヒネ「エンドルフィン」に似た物質が含まれています。
目にゴミが入ったり、玉ねぎを切っている時に流れる涙ではストレスは解消できませんが、悔し涙や嬉し涙のような場合、涙と一緒にストレス物質が排出され、苦痛を緩和することが出来ます。意識して泣ける本や映画を見ては如何でしょうか。思いっきり泣いた分だけ、スッキリすること間違いなしです。
６．こまめに小休憩をとる
一般的に人の集中力の限界は90分と言われています。大学の講義が１コマ90分なのはそのためです。とはいっても、集中力の持続時間には個人差があります。小学校低学年ならば15分程度が限界でしょうし、高学年になるにしたがい少しずつ伸びていきます。
大学生の長さが最大で、社会人になったとしても90分を超えて連続性のある動作を休みなしで行うのは難しいとされています。無理をすると疲労は蓄積し、反比例のように作業効率は低下していきます。
また最終的には集中力が完全に切れてしまい、「早く帰りたい」と時計ばかり見てしまいます。疲れたなと感じたら、小休憩をとりましょう。あたたかいお茶やコーヒーを飲み、甘いお菓子をほんの少し食べるだけでもリフレッシュになるのでオススメです。
７．ヒーリング系の音楽を聴く
音楽は疲れている時の癒しになります。特に「ヒーリング・ミュージック」は聴く人に心理的な安心感を与え、心身ともにリラックスさせることを目的として作られた音楽です。目を閉じてゆっくり深呼吸しながら聴いてみましょう。音量はあまり大きくしないこと。爆音や高音は逆にストレスになってしまう可能性があります。心を落ち着かせて、優しい音色に癒されましょう。
仕事に疲れたら一旦立ち止まり休むことも重要
社会人になると責任も増え、簡単には休むことができなくなります。けれど、頑張りすぎて心も体も壊れてしまっては元も子もないのです。大事なことは疲れているときは疲れている自分のことをきちんと自覚し、無理をしないことです。限界だなと思った時は1日だけでも仕事から距離を置いてしっかり休養をとりましょう。
